麺匠の心つくし つるとんたん

東京都中央区 銀座 5-2-1 東急プラザ銀座 10F

事例概要

  • 課題

    新型コロナの影響で店舗の売り上げが厳しくなっていた。

  • 経緯

    糖質制限の「ロカボ」提唱者である山田先生からのご紹介。

  • 成果

    menu導入初月から驚きの売り上げ成果につながった。

1978(昭和53)年、当時大阪では一般的ではなかったコシのある本格手打ちのうどんの店「本家さぬき」を開業したことが起源となり、四国讃岐のうどんの製法を大阪文化と融合させて1989年大阪宗右衛門町に誕生。その後2005年には東京にも進出し、今ではどのお店も行列ができる人気ぶりです。今回、運営企業であるカトープレジャーグループの千葉 佐知子さんにmenu導入のきっかけや将来の展望などお話しを伺いました。

  • 糖質制限の「ロカボ」提唱者である山田先生からのご紹介

    - menu導入のきっかけを教えてください。

    弊社取締役が糖質制限の「ロカボ」提唱者で北里大学北里研究所病院の山田悟先生とつながりがありまして、山田先生からmenuさんをご紹介いただいたのがきっかけです。 Uber Eatsさんや出前館さんといった他社のデリバリーサービスもありますが、menuさんには『至高の銘店』という、ブランド力がある店舗様が数多く掲載されている点も非常に魅力的だと思い、menu導入を決めました。

  • menuには高級店やブランド力がある店舗様が数多く掲載

    - menuを選んだ決め手は何ですか?

    弊社は店舗一つひとつに違ったコンセプト、テーマ、キーワードを持っていて、同じチェーン店でありながらも立地条件や建物の雰囲気によって独特の店舗展開をしています。そういった理由もあり、ミシュランで星を獲得している人気店やブランド力がある高級店舗様が数多く掲載されていることが一番の決め手でした。 あとは弊社取締役が御社の渡邉社長と何度もお会いさせていただいて、デリバリーサービス事業にかける熱い想いをすごく感じられたことも決め手になりました。

  • サポート体制が手厚く、きめ細かなアフターフォローに大満足

    - menuを実際に使ってみた所感を教えてください。

    menuさんと独占契約を締結させていただいていることもあって、サポート体制も本当に手厚くしてくださってキャンペーン掲載提案などきめ細かくお声がけいただいたり、気にかけてくださって助かっています。 他社サービスを使ったことがないので比較はできないですが、menuは初めて操作するスタッフでも使いやすいインターフェースなのでオーダーの受け漏れもなく、使い勝手が良いと思います。

  • menu導入初月から驚きの売り上げ成果

    - menuを利用してみて、どんな成果や変化がありましたか?

    導入したのが今年の4月で、ちょうどその時期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言も発令されて、店舗の売り上げもなかなか厳しい時期だったのですが、最初にキャンペーンを打っていただいたこともあり店舗の売り上げがポンっと跳ねまして、すぐに導入成果が出たことには驚きましたね(笑)導入初月に店舗売り上げが15%以上アップした時には、こんなに売れるのか!と驚きと喜びの気持ちでした(笑) もちろん売り上げが上がることで、現場のスタッフの気持ちにも余裕ができて、さらにモチベーションも上がるといった、別の効果も感じました。

  • 温かい美味しいおうどんを届けするために、試行錯誤の毎日

    - デリバリーで最適な状態で届けるために工夫していることを教えてください。

    温かい美味しいおうどんを届けるために一番は温度管理と麺が伸びる課題に対する取り組みですね。適切な温度をどれだけ保てるか、40分、50分経ってもお客様にいかに店舗と同じ美味しい状態で届けられるか。また「麺は伸びる」という永遠の課題があるなかで、できるだけ伸びない状態でお届けするために色々と試行錯誤を重ねました。 容器はおうどんとお出汁を分けたセパレートタイプを採用し、お出汁の容器の上に茹でたおうどんを真空パックにした状態でセットするんです。そうすることでデリバリー中にお出汁の熱・湯気がおうどんも温めてくれます。いわゆる「湯通し」ならぬ「出汁熱通し」することで温度を保てて、容器を開けた時にふわっと湯気が出て、お客様も美味しい状態で食べることができるんです。 御社の渡邉社長や弊社代表にも試食していただき、本当に美味しいと評価いただいたんですよ(笑)

  • 今まで提供できなかった便利なデリバリー体験を、今後も提供し続けたい

    - アフターコロナにおける、デリバリー/テイクアウトのあり方をどう考えていますか?

    今まさに模索中というところで答えが出しづらいのですが、特に丸の内、銀座などのオフィス街はテレワークが浸透して周辺ビルの就業者のお客様が多かった店舗の売り上げが伸び悩んでいるので、そういった部分はぜひテイクアウトやデリバリーでカバーしていきたいと思っています。 東京というマーケットが特殊なのかもしれないですが、デリバリーを同時並行している大阪だとまだそこまで浸透していなかったり、東京でも例えば銀座や丸の内エリアよりも、新宿・六本木エリアのほうが売り上げが伸びる、など立地条件なのか住民層の違いなのか、そういった部分もあるので一概に言えないのですが、今後さらにデリバリーが日常化して定着してくると、もう少し見えてくるのかもしれません。 お家でつるとんたんの美味しいおうどんを食べられるというデリバリー体験は、今まで提供できなかったものなので、そういった料理品質や配送品質は今後も磨いていきたいと考えています。

  • 来店しづらいお客様にも、つるとんたんのおうどんを召し上がっていただきたい

    - menuを活用した、今後の目標や展望について教えてください。

    お店で食べる体験というのは他では味わえないことだと思いますが、デリバリーで食べてみて実際の店舗に足を運んでみようと思うお客様が増えたり、お身体の問題やお子さんがまだ小さいなどの様々な理由で実際の店舗には来店しづらいお客様にも、つるとんたんのおうどんを召し上がっていただけるのは、すごくありがたい機会を得たと思っていますので、そういったところに今後の商品開発含めて力を注いでいけたらと思っています。

  • これからのmenu利用ユーザーと配達員の獲得に期待

    - menuに対してのご意見・ご要望はありますか?

    menuさんには本当に色々とサポートしていただきありがたい限りですが、売り上げの伸びが弱いエリア、例えば大阪がまだ知名度が低く売り上げも伸びづらいので、利用ユーザー獲得に向けた取り組みであったり、配達員・配達拠点など配達基盤の強化にも、ぜひ力を入れていただけると非常に嬉しいです。

まとめ

創業当初から三十年以上変わらず受け継がれ、長い歴史と強い職人の想いがつまった美味しいおうどん。そんな美味しいつるとんたんのおうどんを、ぜひ気軽にご自宅でも召し上がっていただきたいですね。menuさんには今後も良きパートナーとして、さらなるサービスの拡大、きめ細かなサポートを期待しています。