牛たん とろろ 麦めし ねぎし

東京都新宿区西新宿7-22-36 三井花桐ビル4階

事例概要

  • 課題

    コロナ禍で店舗の売り上げが減少傾向だった。

  • 経緯

    コロナ禍でお店に来たくても来られないお客様のニーズにお応えしたい。

  • 成果

    イートインとの両立に手ごたえ、これからの成果に期待したい。

1981(昭和56)年、新宿・歌舞伎町で創業し1号店をオープン。当時はお酒のおつまみというイメージだった牛たんに着目し、その美味しさをもっと幅広く伝えたいと考え、牛たんの新しい食べ方としてヘルシーな定食スタイルを考案したねぎし。今では「牛たん、とろろ、麦めし」と言えばねぎし、と言われるほどの人気チェーン店に成長した。今回(株)ねぎしフードサービス本社のストアサポート担当 シニアマネージャー鈴木 正貴さんにmenu導入のきっかけや将来の展望などお話しを伺いました。

  • コロナ禍だからこそ、お客様に寄り添った営業をしたかった

    - menu導入のきっかけを教えてください。

    やはり一番の理由はコロナですね。コロナ禍でみなさんの生活スタイルが変わり、お店に来たくても来られないお客様のニーズにお応えしたい、お客様の気持ちに寄り添った営業をしたい思いがありましたので、今まではお店に来てもらうという営業だったのですが、今度はお店からお客様へお届けするために、デリバリーを始めようかと思ったのがきっかけで、テイクアウト/デリバリー専門店である「デリキッチン西新宿店」を出店し今年の春頃にmenuを導入しました。

  • ねぎしの理念とmenuの運営方針が合致

    - menuを選んだ決め手は何ですか?

    弊社は「おいしい味づくりで 楽しい街づくり」を理念に掲げているのですが、それは「地域や街にねぎしがあって良かった」と思われる店でありたい。ひいてはそれが、楽しい街づくりにつながり、地域社会と共生するという考えがあります。 その理念がmenuさんの地域密着型というか、地元に根ざした運営方針と合致していたのが決め手ですね。もちろんお店の宣伝効果も大いに期待してmenuさんを選びました。

  • システムエラーが全くなく、丁寧なサポートで抜群の安心感

    - menuを実際に使ってみた所感を教えてください。

    まず、menuさんはシステムエラーが全くないですね。これは非常に重要なことで、他社さんですとたまにデータ連動が切れてしまったりということがあるんですが、menuさんはシステムエラーが全くない印象が強いです。 サポート面でもお客様最優先で対応していただいているという印象を持っていて、例えば商品の入れ忘れとか人為的なミスなど、何かトラブルがあった時でもすごく丁寧にサポートしていただいたりすごく安心感がありますね。あとは企業のプロモーションもブランディングを考慮して表現していただいたり、非常にありがたいです。

  • menu導入後もイートインとの両立に手ごたえ、これからの成果に期待

    - menuを利用してみて、どんな成果や変化がありましたか?

    デリキッチン西新宿店の1日の売り上げのうち、menuさんの売り上げはまだ2割程度なので、新規ユーザーの獲得などは今後の課題です。デリバリーの利便性や楽しさをもっと伝えられたらいいなと思っているんですけど、デリバリーの良いところって、いろんなお店から商品を頼める、フードコート的な楽しさがあることだと思っているので、いろんな店舗さんとコラボなんかできたら面白いなと思っています。menu導入後もイートインとの両立に手ごたえは感じているので、売り上げの成果はこれから期待したいですね。 それから弊社はデリバリーパートナーをDパートナーと呼んでいるのですが、Dパートナーも大切なビジネスパートナーとして位置づけ、感謝の気持ちを持って応対するようにマニュアル化しています。3者間(店舗、配達員、お客様)すべてを大事にする、そのあたりのチーム行動・意識などは店舗間でもだいぶ浸透してきたのではないかと思っています。

  • 定食スタイルに合ったセパレート型の容器を選定、美味しい出来立てをお届け

    - デリバリーで最適な状態で届けるために工夫していることを教えてください。

    デリバリースタート時はまだノウハウも知識もなかったのでビニール袋に入れていたりしていました。 弊社は実店舗を売上ではなく顧客満足度でも評価しているのですが、やはりデリバリーでも品質が落ちては意味がないので、より美味しく食べていただくために容器にあった専用の紙袋を用意したり、ねぎしは定食スタイルなのでどんぶりではなく上段と下段が分かれたセパレート型の容器を選定し、下段に麦めしがある事で上段のお肉が冷めにくくするなど、お客様に美味しい状態でお届けできるように企業努力をしています。

  • コロナが収束してもテイクアウトやデリバリー文化は残る

    - アフターコロナにおける、デリバリー/テイクアウトのあり方をどう考えていますか?

    世の中の飲食店に対する意識も変わり、外食の需要に行きづらくなる中、需要の受け皿のような形でデリバリーは広がっているので、コロナが収束してもテイクアウトやデリバリーは文化として残り、今後も市場は伸びていくと思っています。イートインとデリバリーは別のマーケットと言いますか、このコロナ禍で新しくマーケットが確立されていると捉えているので、そのマーケットでデリバリー専門店という形でこれから攻勢をかけていきたいですね(笑) まだまだユーザーは少ないのですが、一度デリバリーの便利さ・楽しさを知ってしまうと、お店に食べに行くことはあっても日常的にデリバリーも利用していただけるんじゃないかと思っています(笑)

  • テイクアウト/デリバリー専門店を増やしていきたい

    - menuを活用した、今後の目標や展望について教えてください。

    デリキッチン西新宿店やデリキッチン阿佐ヶ谷店を足掛かりに、テイクアウト/デリバリー専門店をもっと出店していきたいですね。年明けに1店舗決まってますし、年間3店舗程度のペースで増やしてはいきたいと考えています。 ねぎしは東京、横浜エリアに絞ってドミナント戦略を実施して店舗数を増やしてきましたが、デリバリー店舗も同じ都市部に出店するのが相性が良いと考えているんです。イートインとデリバリー店舗ではピークタイムが異なりますし、需要があっても対応できないならオーダーを受けることができないので、近くにデリバリー店舗があると実店舗も対応しやすくなるのではないかと考えています。

  • これからのmenuサービス向上の取り組みに期待

    - menuに対してのご意見・ご要望はありますか?

    新規ユーザーの獲得をお願いしたいですね(笑)プロモーションに関しても大きいものであれば一緒にタイアップなどができればと考えてますし、小さいものは自社で設定できるような自由度があると嬉しいですね。 たまにmenuさんのバックを背負った配達員が自転車で街中を颯爽と走っている姿を見かけると嬉しくなるのですが、みなさんの目に留まることでmenuのブランディングのつながると思いますし、配達員がもっと増えることを期待しています(笑)

まとめ

コロナ禍でお店に来たくても来られないお客様のニーズにお応えしたい思いから始めたデリバリーサービス。menuは導入してからシステムエラーが全くなく、サポート体制も充実して安心感が抜群です。私たちのようにmenuを利用し、コロナ禍でもデリバリーの売り上げを改善する飲食店様がもっと増えていくことを期待しています。